イタリアのお手洗いに行くと、ホテル・一般のおうちに関わらず、いわゆる洋式トイレの他にビデというものがあります。
このビデ、見慣れないとどうやって使ったらいいのかわからなくて、けっこう損?していらっしゃる観光客の方々が多いんじゃないかなー。笑
ビデという言葉はフランス語から来ていると言う話しを聞いた事がありますが、肝心のフランスに修学旅行で行ってもイタリアほど普及していないんじゃないかという印象を受けました。
ドイツやイギリスに行っても一般家庭にビデはないそうですね。
つまりビデの本場はイタリアなわけでございます。
そこで「聞いてみたいんだけどちょっと恥ずかしくてやたらと人には聞けないビデの使い方!」
エトナはビデの使い方を留学時代にホームステイさせていただいていたおうちのマンマに教えていただいてから、日常いつもお世話になっています!
やっぱり手を使えるということは日本のウォシュレットよりも綺麗に洗えるし、満足が行きますよね。
ビデを使う時は、このように壁を向いてまたがって座ります。
そして用を足した後などに水を出して、綺麗に洗う事ができます。
イタリアでは外陰部を洗うためのデリケートで殺菌効果のある液体石鹸が出ていて、女性の方々にも安心して使っていただけます。
このようなビデ用洗剤は毎回使うようなものではないけれど、帰国してお風呂に入る時にも「日本にも液体石鹸、あればいいのになー!」といつも思うんですよね。
もっとも婦人科の専門医に言わせれば、洗剤は一日一回以上使うべきではないということなんですが・・・・・・。
お風呂に入れないような日には、こうして綺麗にしておくととっても気持ちが良いものです。
ところでビデというのは意外な所で役に立つ場合があります。
それは夏が来て、サンダルのような先があいた靴などを履くようになった時や、海へ行ったりしてちょっと砂で汚れてしまったような足を洗う事ができるということ。
イタリア人のほとんどが朝にシャワーを浴びるのですが、寝る前にも綺麗な足でベッドに入りたいものですよね。
つまりビデというものは、腰から下を洗うための便利なものなんです。
イタリアにいらしたら、くれぐれもビデで用を足さないようにご注意を!
そして足が冷たくなって眠れなくなるような冬の夜にも重宝します。
ヨーロッパのたいていの家はセメントや石で建築されていて、床もタイル張りなどになっているのですが、冷え性の人たちは寒さが足から這い上がってきてとても辛い思いをするんですよね。
ビデに熱いお湯を溜めて、足を暖めてから寝ることもできるんです。
勿論おトイレと同様に、ビデも日ごろから殺菌効果がある洗剤を使って綺麗に拭いておく必要があります。
けど・・・最近このビデになぜか忍び寄る影が・・・
ん~~?!!なんじゃいアンタは?!
あっ! おい、こらジェア!!!
わ~! 入るなァァァ!!!
だってぇ! お水遊びがとっても楽ちいんでちゅ!
ジェアに言わせますと、他にもっといいビデの使い方があるんだそうです!
悪戯盛りのジェアも大きくなりました。もう5ヶ月半になりましたねー。
本日の体重:1880g
で、ジェアのビデはというと・・・
「あたちにはこの方がやりやちゅいでちゅよー!」
・・・・・・・はい、お嬢さまには原始的なやり方が一番なんだそうです! (((((o≧▽≦)o